噛むことの大切さを伝えたい かむ育カウンセラー田中美智子
今回で三人目になります。
コミュニティサロンらんぷの ご登録いただいている講師さんのご紹介です。
インタビュー形式で、ご紹介していきますね!
本日の講師さんは
田中美智子さん(かむ育カウンセラー・管理栄養士・健康咀嚼指導士)
ブログは⇒こちらをクリック
お仕事のきっかけを教えてください。
フリーランスの管理栄養士になったのは4年前。
それまでは、管理栄養士として20年、病院・行政機関、施設等で勤務していました。
管理栄養士として栄養指導や保健指導を10000件以上経験し、栄養指導には定評がありました。
しかし、保健所で歯科事業を受け持ち、
その時に療育教室(発達支援の必要な子どもの教室)に食事指導にいくことになり、
食べにくい・食べられない子どもの食事指導が今までの指導では困難と痛感。
食べさせ方がわからなく、口の機能を知らないとだめだと感じ、
健康咀嚼指導士の資格を取得し、
咀嚼支援を取り入れた食事指導をするようになりました。
そのときに子どもの嚙み合わせや、食べにくさを無くすには 歯が生える前の離乳食期の大切さを知りました。
保健所を退職したことを機に、産婦人科に勤務し、離乳食期指導を開始。
その指導が好評を得ることになり、現在は
「お口育ての離乳食教室」
「与え方で発達が変わる離乳食教室」
として産婦人科・歯科医院・行政機関・県内外で離乳食教室やセミナーや講演を行っています。
お仕事を通じて、どんなことを伝えていきたいですか?
離乳食は育児書やSNSで作り方や進め方はたくさん示してありますが、
離乳食は幼児食を食べるための準備・口腔機能(噛む)をつけるための食事
ということを伝えたいです。
何を食べたか ではなく、どのように食べたか
が、今後の成長発達にも大きく影響を受けます。
正しい離乳食の与え方、食べる姿勢、親の関わり、体のしくみを離乳食を始める前のかた
はじめたところの方にお伝えしていきたいです。
また、 うまく噛めない・丸のみするように食べる といった小学生以下の保護者にも
まだ間に合う!!ということをおつたえしたいです。
ありがとうございます。
こういった内容を、 コミュニティサロンらんぷで 田中さんから講座を開催していただきます!!
4月25日(火)場所:大津市民活動センター(明日都浜大津1階 午前 中会議室/午後 大会議室)
9時20分~11時50分 二歳~小学生以下のお子様をお持ちの保護者
12時半~14時半 二カ月~2歳のお子様をお持ちの保護者(出産前のママもどうぞ)
保育士や歯科衛生士などの専門家の方も、ぜひ研修としてお越しくださいませ。
詳細はこちらをクリック
さて、田中さんは フリーランスとして活動されていますが、失敗や困難が起こったときには
どのように乗り越えてきていらっしゃいますか??
フリーランスなので、なんでも一人でしないといけません。
また依頼の仕事に関しても、代わりがいるわけではありません。
一昨年、不注意で骨折をし、多方面にご迷惑をおかけしたことがありました。
なんでも一人で抱え込み、仕事をして慌てた結果の事故でした。
この時に感じたことは、無理せず 自分が不得意なことは得意な方にお願いをし、わからないことは
その道の専門家に委ねるということです。
困難ということになるのかわかりませんが、新たな仕事や依頼を受けた時は常に、
自分が何を求められているか、
対象はだれか、
解消できるようにするにはどうすればいいかを
確認する作業をし、見える化するようにしています。
つまずいたときはそのことをもう一度考えるようにしています。
なるほど!!フリーランスで働くということで、多忙を極める田中さんの専門家に委ねる視点、すごく大切ですね。そのことで、田中さんのおしごとの精度も上がりますね!
では、田中さん。
お仕事をする上で、避けていることや こういうのはやらないでおこうと決めていることってありますか?
「頼み事は試されごと」
しかし、なんでも依頼を受けることはなく、
求められていることが、自分の伝えたい仕事かを考え、その仕事を中心にするようになってきました。
引く手あまたの フリーランスの管理栄養士さん
噛むことの大切さを 伝える専門家の 田中美智子さんでした。