2020年の未来への女性学は、「今の大津に必要なこと」を手掛けます。
師走とはよく言ったもので、年末あわただしい毎日になりました。
そんな本日は、SP-Womanの定例の打合せでした。
前回10月27日に未来への女性学0期として、自分の掘起しを7名の女性たちとグループセッションしました。
そこからの私たちの学びや反省、改善点などを明確にする機会をなかなか持ててなかったのでした。
未来への女性学0期を経て、私たちはどんな活動をしていきたいのか
どんな価値を提供していきたいのか
こどもたちにどうなってほしいのか
そのために大人ができることは何だろう
専門職があつまった私たちができることは何だろう。
そんなことを再度話していました。
そこで明確になったのは、当初から課題としてあがっていた
民間レベルで社会課題を変えていく
→大津での妊産婦への支援の足りなさ、そこへの取組み(産後ケア)
私たちの取組みは、活動の柱として3つあります。
ご紹介しますと
→SP-Womanのグループセッションで自分軸で生きる女性を増やします。自分自身の長所や短所、形作っているものを明確に、そして言語化することによって、モヤモヤする部分をスッキリさせてこれからの人生を一歩すすめるサポートをしていきます。
→SP-Womanの助産師・保健師・小児看護師・保育士の現場力を結集して、大津の産後ケアを担う助産師を育成します。この講座で、多方面の専門職の知識を得て、赤ちゃんの育ちの見通しをお伝えすることができ、助産師力の向上につながります。現在は、大津市では追いついていない妊産婦への具体的な取り組みを2020年4月から登録制で「産後ケア」として進め、大津の産後女性の身体的・精神的な拠り所となります。
③コミュニティ形成
→現場力のスキルアップは、助産師だけではなく今後は看護師や保育士の人材育成も視野にいれています。未来社会の資源ともいえる子どもたちの成長に関わる専門職だからこそ、プライドを持って働ける環境にあってほしい。また、ご自身の仕事の価値をいろんな立場から聞くことによって、見聞を拡げてほしいという思いもあります。そして、コミュニティつくりを通じて、交流を図り「未来への女性学」として実績をつくっていきたいと考えています。
「未来への女性学」は、妊産婦・子育て・女性の自立、医療、老後までをふくんだ女性の在り方を実践や支援していくプロジェクトです。
2020年の取組みとしては、まず現段階で決定している情報としては
①未来への女性学0期(近日中に申し込みスタートします)
2020年3月5日(木)13:00~16:00
場所:マイママハウス(大津市中央1丁目)
参加費:5000円
グループセッションにより自分自身の掘起しをします。自分だけでは見えにくい内面をキャリアコンサルタントで保健師の押栗泰代とともに掘り下げていきます。SP-Womanのメンバーも寄り添います。
②現場でもう迷わない!産後ケアの助産師力スキルアップ講座
2020年4月からスタートさせる大津市内での産後ケア。産後ケアに携わりたい助産師むけのスキルアップ講座です。(連続参加が望ましいですが、やむを得ない場合は単発参加も可能です(1回3000円)
内容詳細とお申込みは、近日中に公開となります。
2020年1月20日 2月3日 2月21日 3月6日 3月18日(1講座2時間程度)
担当:西村さつき助産師 浅井一美看護師 木村路子保育士 押栗泰代保健師 ほか
受講費:10,000円(5講座分・初回モニター価格)第2期からは受講費20,000円(5講座分)
女性たちに寄り添い、私たちが正しいと思ったことを、
仲間とともに地道にコツコツと実績をつくっていこうと
2019年の締めくくりとして、気持ちも新たになったSP-Woman でした。