『産後輝きmasmasプロジェクト』は、帝王切開で出産した女性がイメージしていた出産方法ではなかったけれど「自分はお産を頑張った!」と肯定的に捉え、我が子が無事に産まれた喜びに包まれて、心身ともに元気に育児生活をスタートできることを目的にしています。

また、出産育児を通して、自分の生き方を見つめなおし、自分で人生をデザインしくことを応援しています。

産後輝きmasmasプロジェクトのミッション

  1. 帝王切開ママが自分のお産を振り返る場をつくる
  2. 個人・社会に対し、帝王切開についての情報を発信し、帝王切開についての固定概念を取り払う
  3. 子どもという宝物をはじめ、宝物が増えていくような女性のライフデザイン設計をサポートする

なぜ、帝王切開ママのサポートが必要なのか?

帝王切開で出産した女性の中には、赤ちゃんが無事に生まれてきてくれた喜びを感じつつも

「でも、なんだかモヤモヤする」
「でも、なんだかスッキリと心が晴れない」
「身近な人から言われる何気ないひと言に傷つく」

等、人知れず苦悩を抱えている人が少なくはないからです。

そして、苦悩を抱えている方の多くは、人に話すことができず1人で抱え込んでしまっているかその想いに蓋をしてしまっている場合が多いのです。

育児の原点の出産が、我が子に出会えた喜びと感動でスタートしているのか、喜びとは裏腹にやり場のない複雑な思いを抱えてスタートしているのかでは、その後に長く続く育児生活に影響を及ぼしかねません。

そこで、経験者だからこそわかる当事者の気持ちや不安の共有、次回の妊娠・出産についての情報提供等をすることで、描いていた出産方法ではなかったけれども、「自分はお産を頑張った!だからこそ、かけがえのない生命に出会えたのだ!」と捉えられるようになり、抱えていた思いを手放しやすくなります。

帝王切開の現状

現在は5人に1人が帝王切開をしていると言われています。

けれども、産前のパパママ教室で帝王切開について取り上げられていることは少なく、帝王切開に関する情報を知る機会がまだまだ少ないのが現状です。

その情報の少なさが、さらなる不安をまねいていることも少なくはありません。

事前に帝王切開の情報を聞くと出産が怖くなってしまう人も出てくるかもしれないという配慮も必要ですが、帝王切開も、かけがえのない生命の大事な出産方法の一つであるからこそ、自分にも起こりうる出産方法として情報を知っておくことは重要だと考えています。

少しでも、帝王切開への不安を減らし、帝王切開であっても主体的に出産に関わることで、ママの出産体験の捉え方が随分変わってくると考えています。

産後輝きmasmasプロジェクトの活動内容

産後輝きmasmasプロジェクトでは、次の4つを中心に、活動をおこなっています。

『帝王切開ママ限定 おしゃべりお茶会』の開催

帝王切開のお産について振り返ります。

自分が聞いてほしいこと、質問したいこと等、安心できる環境で自由に話してもうらことで気持ちの整理のサポートをします。

『産後輝きmasmasプロジェクト内容』の説明会

ママ支援活動をされている方を対象に、産後輝きmasmasプロジェクトについての説明と帝王切開ママがどんなことに悩み、どんなことを望んでいるかという生の声を届けることで、身近にいる帝王切開ママへの具体的な接し方の啓蒙活動を行っています。

『産後輝きmasmasプロジェクト』全3回講座

  • 1回目(パール1)
    『我が子に 聞かせたい 私だけのバース・ストーリー ~帝王切開のお産レビュー~』
    帝王切開について、なかなか手放せない思いに苦しんでいる方に対して、じっくりと話を聴きます。
  • 2回目(パール2)
    『「私」が輝きを増すライフデザインワーク』
    帝王切開の思いを整理でき、これからの自分の人生に視線が向いた時、進みたい方向へ歩み出せるようにワークを通して、サポートしていきます。
  • 3回目(パール3)
    気持ちの変化に合わせて、そのタイミングで必要なフォローアップをします。

帝王切開ママパパ教室(2016年開始予定)

一つの出産方法としての帝王切開について情報提供を行い、帝王切開に対しての正しい知識を伝えるとともに、帝王切開であっても主体的に出産の準備をしていけるようにサポートします。
(帝王切開時のバースプラン、帝王切開の流れ、産後に起こりやすいこと、家族に知っていてほしいこと等)

リクエスト開催も承っております。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。

 

◆帝王切開レビュー担当
アテンダー 馬場環

2013年秋に帝王切開カウンセラーの細田恭子氏の帝王切開ママの会の活動を知り、産後のしんどさ、とりわけ帝王切開での出産時のモヤモヤした気持ちを少なからず持っている方がいることを知りました。

自身も三回帝王切開経験し、帝王切開での出産での産後のしんどさを感じていたため、2014年9月滋賀県に細田氏を招致し、帝王切開ママの会@滋賀を開催。
17名の参加者とともに出産を振り返りました。
以後、滋賀県において 馬場環がお聴きする 帝王切開ママの会を7回開催しています。この活動の様子を、読売新聞・MBSちちんぷいぷい・関西テレビニュースアンカーで取り上げてもらい、帝王切開ママの思いについて周知させる機会となりました。その後、京都新聞・朝日新聞・KBS京都ラジオなどメディアから取材を受ける。
参加者からは、思いを共有してもらい、出産をプラスにとらえて前向きに思えるようになった。自分の気持ちを整理する機会になった。一人でモヤモヤを我慢する必要がなかったと気付いたと感想をいただいています。

◆ライフデザインワーク担当
選択理論心理士&ライフオーガナイザー
沢村保代

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